makumakuのもくもくブログ

好きな本や日常で気になった小さな話、時々ネコについて書く気まぐれブログ。

怪談絵本。怖いのは苦手だけど読んでしまうよ。

先日の日記にも書きましたが、私は映像のホラーは苦手ですが漫画や小説ならまずまず読める奴です。

特に児童文学系の怖い話の本は、やはり子供向けなので手を出しやすいです。

でも最近の子供向けホラーって結構レベル高いのもあるんですよね。エンタメ要素の強いものから、救いようのない恐怖まで幅広いです。

迂闊に読んで何度背筋が寒くなったことか…(笑)

 

今日はそんなホラー系の本の中で印象に残った一冊。

著者は小野不由美さんです。

ホラーは言わずもがな、ファンタジーやミステリもたくさん書かれている有名作家さんですよね。

私は十二国記が好きなんですけど、今回のテーマと違うのでまたの機会に。

 

紹介したいのは、怪談えほん『はこ』です。

怪談えほんシリーズはご存知ですか?東雅夫さん編集で、京極夏彦さんや宮部みゆきさんなど、多くの大物・人気作家さんが執筆を手掛ける怖い話がテーマの絵本です。岩崎書店から発行されており、その第ニ弾のシリーズに小野不由美さんの『はこ』があります。

 

普通の女の子が住む、普通の家。

初めは小さな箱から、コソコソ音がする。箱は開かない。

数日後、開いた箱には何も入っていない…。

次は引き出し、次はクローゼット。次第に大きくなる、開かない『はこ』。

『はこ』の中からする音も、だんだん気味が悪くおぞましいものになっていく。

そして、最後の『はこ』とは……。

 

ひたひたと確実に女の子に迫っていく、正体不明の「何か」から逃れられない恐怖。

子供の未知なるものへの畏怖や憧れる心、感受性を育むことをコンセプトに作られた絵本シリーズだそうですが、むしろ、大人が読んだ方がその意味や恐怖を本当の意味で理解できるのではないでしょうか。

もちろん子供は怖い話大好きな子も多いので、お子さんのいる方は読み聞かせなどで感想を語り合うのもいいと思います。

 

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小野不由美さんの小説では、ダントツ残穢が怖かったですけどね。

何がって読んでる最中より、読んだ後に残る不気味さ。 しばらく本棚の奥に見えないようにしまい込んでました(笑)

この本についてもまた書けたらいいなぁと思います。

 

怪談えほんシリーズ。あなたの好きな作家さんも書かれているかもしれません。

ご興味があれば是非お試しを。

 

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

 

 

 

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

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